ある知人のまだうら若く美しいT嬢がステージ4と診断されて・・・3週間後誤診である事が判明。
若い頃なんて健康などという言葉さえ思いつかない日々を過ごしているはずの彼女にそれは突然申し渡された。
歩み始めて軌跡のまだ少ない人生・・・この間どんなに苦しんだだろう。
先ずは誤診であった事にほっと胸を撫ぜ降ろしてみたものの彼女のその間の苦しみを考えれば誤診なんて釈然としない話です。
それでも今は取りあえずgood news! 良かった!
「運」の悪さで定評ある末娘M嬢夫婦が新婚旅行のギリシャから無事ご帰還!
随所に例の「不運」って奴がほくそ笑むように登場したらしいけど
それもこれも甘~い旅の途上では愉快なアクセント!良き思い出です。カナバの親父さんも元気だったらしい!
預けてたハリネズミのノルシェ君を引き取り、また二人と一匹の日常の始まりです。
昨夜、次女の友人でボローニャに住むY嬢一家がコンサートで里帰り中、Mと共に我が家へ・・・
夫君Fの母親がシシリーから取り寄せ作ったリモンチェッロを携えて。
私の作ったリモンチェッロと味比べ!?完敗・乾杯!です。
二年前、旅先で彼等を訪ねました。
Fが日本文化に巡り合い・・・その延長にYがいて出会った二人。
彼女は異国に渡り声楽を続け、彼は母国の大学で日本文化を紹介しています。
あの日、夕暮れに染まるマントヴァの街で「ずっと貧乏だったの」とYが屈託なく笑った・・・。
彼等の健気に手探りで進む一歩一歩が切なく若い日々を思い起こさせました。
「泊まってって…」と言う彼等に別れを告げて私は夜汽車に乗り込んだ。
清とした爽やかな何かが降りて来てこのまま旅を続けたいと思わせたから・・・。
今年展示会で彼女のステージは観れなかったけれど
忙しく働いて、良い便りが届いて・・・ご満悦!