赤い夕陽・・・

やはり・・・なのか、墓参りも済ませた後思わぬ所用ができ
今年も30、31日と走り回って、我が家に辿り着いたのはもう夕暮れでした。
お飾りの花すらまだ活けられずに・・・けれどもう限界!炬燵にもぐり込みました。

一夜明ければ、青空高く光を孕んで・・・暖かな年の始めです。

お雑煮を食べて花を飾って、今年は二人っきりのお正月です。
関東にいる子供家族等は賑やかに一緒に年を越したらしい。
パリの娘も甘ったるい幸せを見せよがしにメールでよこします!
私は疲労困憊?・・・元旦は炬燵で一日中とろとろ夢見ながら眠って過ごしました。
翌日久しぶりのドライブ、夫と二人で霧島神宮へ初詣・・・のつもりが果てもない渋滞!
ならばとハンドル切ってえびの高原に足を延ばせば入山禁止。あ~あ、ついてない!
けれど久しぶりのドライブはハンドル軽く・・・山間を抜けながら真っ赤に沈む夕陽に遭遇!
以前エジプトを走るワゴンリーから二人、乾いた大地に沈む大きな夕陽を見たっけ。
今、山の端にゆらゆらと音を立てて沈むような・・・赤く染まりながら夕陽「私たちの人生?」
思わずついて出る古~い歌。「同世代だねえ」次から次へと小唄を唄えば気分爽快!
以前と違うのは惜しむように何でもない今の幸せを味わいます。
限りを知っているから、あの夕陽が私達の”今”だから。

パソコンを置いている机の上の窓から今美しい夕焼けが見えています。
黒い山の端の上にアカネの色に染まった千切れ雲。
明けてようやくゆったりした時間が戻ってきました。
惜しむようにこの幸せを味わいます。
また新しい年の幕開け・・・
いろいろ世界中問題を孕んでいるけれど、穏やかな日々が続きますように。

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